絵本では物足りない小学生(小1)のための、字が多くて絵の少ないチャプターブック(英語洋書本)

お気楽英語子育て
>一年生時代のチャプターブック[fiction]
使用教材 *一年生時代のチャプターブック[fiction]*

小学生になったら小学生くらいの子が主人公の物語を読んだ方が、より親しみやすいような気がして、これからはもっと学校もの、家族ものなんかを揃えていけたらなぁ、と考えています。
(幼稚園児時代のものは<Junie B. Jonesシリーズ>のページでご紹介しています)

 ・小学一年生の女の子の日常なら<Junie B., First Graderシリーズ>
 ・小学一年生の男の子の日常なら<Ready Freddy シリーズ>
 ・ちょっと真面目な学園ものなら<Ramona シリーズ>
 ・丁度いい語彙レベルのファンタジーなら<My Secret Unicornシリーズ>
 ・アメリカの定番名作は<E.B.Whiteの作品シリーズ>

リンクからとんでみてください。

スクロールが大変でも大丈夫、という方は(つまりページが縦に長いのです!)この下からどうぞ気長にみてみてください。

Junie B., First Grader シリーズ
Ready Freddy シリーズ
Ramona シリーズ
My Secret Unicorn シリーズ
E.B.Whiteの作品シリーズ
                            
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Junie B., First Grader シリーズ

幼稚園の頃からお世話になっているJunie B. Jones シリーズ。幼稚園児だったジュニーが小学生になり、このシリーズまだまだ続いていきますので、プチーの年齢にあわせて揃えていく予定です。

幼稚園児の頃ほどお下品でわがままではありませんが、まだまだはちゃめちゃな彼女の毎日・・・。決して教育的なシリーズではないにもかかわらず揃えたくなる理由は[アメリカの小学生の日常]を楽しく体験することができるからです。

90ぺージ弱で一ページ20行弱です。ところどころ、ジュニー本人が書いた[ジャーナル](あのね帳・日記)もでてきます。

時々間違った英語を話すジュニーにつっこんでみたり、突拍子も無い行いに呆れてみたり、プチーがつい、いちいち口をはさみたくなるような、子供受けする内容です。

・Junie B. First Grader (At Last)
小学校の入学式の日、友達がいないとあせったり、意地悪ばかり言う子と口喧嘩をしたり、なかなか落ち着かない様子です。その様子が手にとるようにわかるプチーですから、この本のことをとても身近に感じてくれたのでは、と思います。
アメリカの小学校の授業の進め方、視力検査の様子、など早速アメリカンな日常を感じることができました☆

視力検査の時、検査しないほうの目を紙コップでふさぐのですが、これって本当にアメリカで日常的におこなわれていることなのかしら。黒い[目隠し棒]を使うのは日本だけなのかしら。紙コップで済ますあたりがアメリカらしい♪

・Junie B., First Grader: Boss of Lunch
学校での昼食の様子です。プチーは今給食を食べていますので、アメリカの子供たちとの違いに、興奮しっぱなしでした。

アメリカではお弁当持参でも構わず(お弁当の入れ物の雰囲気は全然違いますが)カフェテリアで食べてしまっても構わず、しかもお弁当持参の子供達も教室では食べずカフェテリアに移動する、と、違うことだらけです。

しかも、カフェテリアでは、子供が給食(?)のおばさんのお手伝いをすることが許されていたり、と、驚いてばかりの一冊でした。この文化の違い、実際に体験することができたら、プチー、もっと大興奮だろうなぁ・・・。

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Ready Freddy シリーズ

小学一年生の男の子が主人公のシリーズです。

幼稚園の頃によく読んでいた[Junie B.Jones シリーズ]よりも簡単で、癖がありません。その上、[Magic Tree House シリーズ]ほど話の展開がありませんので、それほど内容をきちんと把握していなくても楽しめますし、そういった意味で、読み聞かせにも、プチー自身が読む本にも両方使えるレベルのシリーズです。

毎回主人公のフレディーの[困った話]がテーマです。(そして毎回もちろんハッピーエンドです)

アメリカの学校の様子もとてもよくわかります。アメリカでは当たり前の課題[SHOW-AND-TELL]のことも、プチーはこの本を通して始めて知りました。こういうアメリカの香り、サリーは好きなのです☆

90ページほどで一ページ20行弱の英文です。単語はかなり簡単ですし、ほぼ必ず見開きのどちらかに挿絵があります。

・Tooth Trouble (1)
一人だけまだ歯が一本も抜けていないフレディーの話です。学校生活ものではお決まりですが、フレディーを馬鹿にする子、なぐさめてくれる友達、などと共にストーリーは続きます。

本を読み終わった頃、いいタイミングでプチーの歯が抜けました。
当然のように、この本でフレディーがしていたように、抜けた歯を枕の下に置いて寝たい、と言い出しましたので、そのようにさせてやりました。次の日の朝、歯が硬貨にかわっていたのをプチーが大喜びしたのは言うまでもありません☆

国によって習慣、言い伝えが違うのをこうして身をもって体験できた時、サリーもとてもうれしいのです♪
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・The King of Show-And-Tell (2)
アメリカの小学校で定番の[SHOW-AND-TELL]がでてきました。

このような[発表]が苦手なプチーは「自分はこれはしたくないなぁ」と言いながら聞いていました。主人公フレディーもプチーと同じタイプですので感情移入しやすかったのではないかと思います。

・Homework Hassles (3)
夜行性の動物のことを調べる宿題がでて、ハッスルしすぎたフレディーが骨を折る大怪我をしてしまう話です。

話題が盛りだくさんで、プチーの語彙を随分増やしてくれました!プチーが普通に本として楽しめ、なおかつ英語学習という意味でも大いに役立ってくれる本でしたので満足感充分です♪

・Don't Sit On My Lunch (4)
いじめっ子に屈せず立ち向かうぞ、というのが全体のテーマではありますが、ホッケーのこと、その勝負に[賭け]をする様子など、またプチーには今まで縁のなかった話題でした。

お金持ちの女の子のお弁当がお寿司だったというあたりもなんだか笑えました☆
内容がいちいちプチーの思う[これが普通]とずれていたりする度、そこから話題が広がり楽しい時間を過ごせます。

・Talent Show Scaredy-pants (5)
敬老の日に自分の特技を発表することになったフレディーはまた、「自分に特技なんてない」と悩みます。アメリカ人だからと言ってみんなが自己主張、自己表現が得意とは限らないんだなぁ、なんて思いながら読みました。

珍しくドタバタシーンがあり、プチーも大喜び♪
毎巻末、付録の読み物が付いているのですが、この巻ではいくつかマジックとダジャレが紹介されていて、更に楽しめました。(アメリカのなぞなぞ集とダジャレ集を買って、とプチーに頼まれていたところですので、ちょうどよかったです)
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Ramonaシリーズ

シリーズ中まだ一冊しか読んでいませんが、きちんとした文章で、学校での出来事、家族での出来事、友情のこと、など身近な話題がえがかれています。変に面白おかしく仕立てられていない落ち着いた雰囲気が好印象で、ですが退屈ということもない、「子供に是非読んでやりたい本」です。

このラモナシリーズは、第一巻目のBeezus and Ramonaからずっと続いているそうで、ラモナが赤ちゃんの頃から読んでみたいシリーズです。

Ramona's World
この巻でのラモナはもう四年生です。

学校の綴りのテストで四苦八苦したり、好きな男の子のことで悩んだり、お姉ちゃんと妹にはさまれ、三人姉妹の真中で色々な事を考えているちょっと真面目な女の子です。

学校での流れが学期ごとにきちんと進んでいくので(一冊で一年分です)アメリカの学校の様子がわかります。

ラモナの家族も先生も、お友達も誠実な感じがして、なおかつ文章も、堅苦しすぎない程度にきちんとしているので、正しい文章、語彙が増やせそうですし、安心して読めます。

かいけつゾロりシリーズが好きなプチーの好みとは少し違いますが、母親としてはこのくらいの本は読んで欲しい、と願っています・・・。(がはは笑いをするような箇所はありません☆)

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My Secret Unicornシリーズ

英語の語彙のレベルがプチーに丁度よく(小1/準2級にギリギリ合格した直後のプチー)適度に知らない単語(特に形容詞や副詞)が出てきますので、これにより自然に語彙が増えたら、とたくらんでおります。

<Junie B.シリーズ>より難しく、<Ramonaシリーズ>よりは簡単で読みやすく、俗語もほとんど出てこない、正統派小説です☆

ユニコーンのことですのでファンタジーものではありますが、それほど幻想的でもユニークでもなく、主人公の女の子、ローレンの日常が描かれています。(どちらかというと、ファンタジーとしては中途半端です)

友達とのこと、家族のこと、など身近な話題ばかりです。ごく普通の女の子の飼っているポニーが実はユニコーンだった、という設定ですので物語の大半は日常生活に関するものです。

・A Winter Wish (My Secret Unicorn)

田舎暮らしのローレンのもとへ、久しぶりに、都会に住む友人二人が泊まりがけで遊びに来てくれ、その滞在中にアクシデント、けんか、仲直り、など色々なことが起こります。

友達とのけんかの話は聞いていて決して気持ちのいいものではないのですが、このような話題は何かしらプチーの学校生活に役立つのではと、と期待してしまいます。
馬の世話をする様子の描写はどの程度までリアルに描かれているのわからないものの、何をするのも[動物第一]という農場の人の考えに、なんとなく好感を持てました。

・A Touch of Magic (My Secret Unicorn)

ローレンの弟マックスは、友達と遊ぶことが最優先で、自分のペットの世話をきちんとしません。そんな彼にかなり厳しく接する両親の姿は、サリーも見習いたいものです・・・。

話の展開はそれほど凝っていませんのでサリーには物足りないのですが、プチーにでも充分ついていけますので、この程度の語彙や話の筋で丁度いいのではないかと感じています。
この巻も家族のことや学校でのプロジェクトの話ですので、表紙の絵からは想像できないほど現実的な話で(ユニコーンと空を飛ぶ以外は)まったくロマンチックでも幻想的でもありません☆

ですが場所や時の移動が無いため、のんびり聞けて、寝る前の読み聞かせにはぴったりでした。

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E.B.Whiteの作品シリーズ

・Charlotte's Web
この作品をもとにしたアニメDVDの広告を見て、楽しそうだったので読んでみることにしました。

最初の導入部分はかなり長い間情景の描写が続き、読むのを挫折しそうになりましたが、ハリーポッターの時と同様、話が転がり始めると、この読み聞かせの時間をサリー自身が待ち遠しく感じるくらい、面白いストーリーでした。
言葉を話す農場の動物達の話です。突拍子もない設定で奇想天外ですが、心温まったりほろ苦かったり、読み終えた後も、また是非読み返したい気持ちになりました。

ストーリーは面白いのですが、一つ難点は、時々出てくる情景描写部分の単語が難しすぎるところです。例えば農場に春がやってきた場面では、延々と、日差しのことやら芽吹き始めた植物の話やらが芸術的に表現豊かに語られ、ちょっと長すぎるくらいです・・・。

そこがこの作品の魅力でもあるのですが、多分プチーはそのあたりの情景をうまく頭に思い浮かべることはできていなかったのではないか、と思います。ちょっと詩的すぎて難しかったのではないかと感じました。

このお話のことをサリーはつい最近まで知りませんでしたが、アメリカではもう何十年も読みつがれている名作だそうです。

(Stuart LittleとCharlotte's Webは同じ作者ですが、Charlotte's Webの方が断然楽しい作品です♪)


2006年12月、映画[シャーロットのおくりもの]が日本で公開されます。今からDVDが待ち遠しい♪

・Stuart Little
この本を元にした映画は親子共に大好きで、プチーが家の中で英語を話し出す大きなきっかけを作ってくれたとも言える記念すべき作品なのですが、原作本は、映画とは随分とストーリーが違いました。(映画については<幼稚園時代ビデオ・DVD[長編]>のページでご紹介しています)
最初のうちは家族での様子が描かれていて映画と似た内容ですが本の半ばでスチュアートは友人を探すため旅に出てしまい(家出しちゃいました)そこから先はその道中で起きた出来事について淡々と描かれています。

アドベンチャーというわけではありません。しかも家出なんてしてしまい、家族はさぞかし心配しているはずです。ハッピーエンドでもありません。「そのあと、どうなったんだろうねぇ。」という終わり方ですので、よく言うと余韻が残りますが、こういった作風の小説を読むのが久しぶりだったため、かなり尻切れトンボに感じてしまいました。

ちょっと子供向けとはいえない作品だったような気がします。ただこの作者(E.B. White)独特の、細かい情景描写は芸術的です。(単語が難しいのがやはり難点です)

プチーにとっては、それほど印象深い本にはならなかったはずですが、こういう本もある、といういい勉強にはなりました。


[読み聞かせ本関連ページ]
赤ちゃん時代の絵本[単品]
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