多読を始めました。小1用の多読洋書本

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多読精読用洋書本*一年生時代の多読*

小1ももう終わろうか、というころ多読を始めました。なんとかプチーの読みたがるシリーズを探し当て、多読をぼちぼちスタート。

多読、というからには一度に1000〜2000語くらいは読んで欲しいから、チャプターブックを選びました。(絵本より割安なチャプターブックを一度活用し始めたら絵本を購入する気が失せてしまいます・・・。本当は簡単で良質な絵本から始めた方がよかったのですけれど☆)

レインボーマジックシリーズ7冊を読みました。(正確には3冊目からプチーが自分だけで読むようになりました☆)

字の大きさが大きく、見開きに必ずひとつ挿絵が入っているためかなり親しみやすく、チャプターブックですが絵本のような気安さもあります。一冊あたり4000語ほどで、すらすら読めれば30分で読み終われる本です。

ささ〜っと読んでしまうのもいいですが、挿絵を見ながら、次に何が起こるか想像したり、Q&Aを楽しみながら読み進めれば発話の練習にもなります♪

一冊ずつ話は完結しますが、7冊で完全完結です。(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の七色)途中からでも充分話の流れはわかりますが、どうせならセットで、と思い、全て読みました。


Ruby The Red Fairy
第一弾。赤の妖精。この物語の背景などが簡単に説明してあり、早速本題である[妖精探し]が始まります。

一冊目だったこともあり、最初話の進み具合がよくわからない時もありましたが、(ファンタジーなので独特の設定があります)話の筋はいたって簡単です。
文章も単語も短めで、表現はかなりやさしいものをつかってあります。

Amber The Orange Fairy
第二弾。橙の妖精。二冊目となると既に大人であるサリーはなんとな〜くこのシリーズに飽きてきた感じ・・・。

同じようなテンポで話がだらりだらりと続きます・・・。

魔法のアイテムももう手にしていますので、それらを使い、主人公の女の子達二人もちょっと魔法を使ってみたりします。
展開が似ているだけに、出てくる単語も似ています。知らなかった単語もいつの間にかお馴染みの単語になるのは、うれしい☆

Sunny The Yellow Fairy
第三段。黄の妖精。はちみつをとる農場での話でしたので、その様子を垣間見ることが出来たりして、話の展開としても楽しめました。

女王蜂の話など、正確ではないでしょうけれどプチーの好きそうな分野の話題もはさんであり、サリーも楽しめました。
毎回出てくる[pot-at-the-end-of-the-rainbow]という表現がやけに気に入り、学校でもこのポットの絵を描いてかえってきたりするようになりました。

Fern the Green Fairy
第四段。緑の妖精。

この本で[hedge(垣根)]という単語を覚えました☆

氷のなかに閉じ込められた妖精を助けたり、垣根で仕切られた迷路を通る、という設定でしたので、氷の話題と垣根の話題で盛り上がったのを覚えています☆
プチーはすぐ自分の現実の世界と置き換えて考えるため、時々こういうファンタジーものの設定を「おかしい」と感じることがあるようで、そういう時はサリーも返事に困ります・・・。

Sky the Blue Fairy
第五段。青の妖精。悪の手下のゴブリン達の登場時間がいつもより長くて、彼らと言い合ったり、ゴブリン同士がケンカしたり、会話に勢いがあることが多かったので、ちょっと楽しかった様子です☆

プチーは気が向いた時しか声色を使いませんが、こういう悪者の声色使いもなかなかうまくて、好きなようです☆

Inky the Indigo Fairy
第六段。藍の妖精。今回は少し趣きが違います♪

童話の本の中へ吸い込まれ、本の中のエルフやジンジャーブレッドなどと触れ合えます♪

シリーズの中で一番ファンタジーらしいファンタジーに仕上がっています。

Heather the Violet Fairy
第七段。一番最後は紫の妖精。

主人公の女の子達は休暇で一週間島に滞在しています。そのバカンスの最終日、もう島を離れないといけない、という日に最後の一人、七人目を探します。
七人の妖精全てをもちろん無事救出し、敵とも仲直りし、あっけなくハッピーエンディングで終了です♪

なんとも子供だましなシリーズですが、小1の女の子にはちょうどよかったことでしょう。このシリーズのお陰で多読に弾みがつきました。一度に一冊読み終えることもあり、読もうと思ったら読めるのか、と自信にもつながったはずです。

それまであまり自分の英語に自信が持てず、英語を読みたがらなかったプチーですが、この頃から英語を読むことに抵抗がなくなってきた様子です。まだまだ「英語を読むの大好き♪」とまではいきませんが、[多読]を続けていこうと思っています。

(多読多読、と言っていますが、多読の定義はあるのかしら。一日一万語以上、なんて規定があったりして・・・・。ちなみに、このサイト内の[多読]は[サリー&プチー流多読]ということで、勝手に[多読]と呼びつづけるつもりです♪)




Flat Stanley
ある日、頭の上から物が落ちてきて、ぺったんこになってしまった男の子の話です。なんともばかばかしい設定ですが、アメリカの少年の暮らしがテーマですから、身の周りの身近な単語も沢山出てきますし、サリーの知らない単語も結構ありました。(英文自体は簡単です)
所々珍しい単語があり、マジックツリーハウスシリーズよりもちょっと読みごたえがある、という印象です。字が大きくて読みやすいので、何か新しいシリーズ物を読み始めるのであれば、これがいいかなぁ。

Barbie of Swan Lake
同じタイトルのDVDの小説版です。映画の小説版は他のものでもそうですが、あくまでもストーリーを知るためだけの本、という感じです。表現はうすっぺらく、文学作品には全くかないません。

ですが悲しいかな、その分読みやすく、カラーの挿絵を見ながら楽しく読むことができました。
挿絵は人形の写真ですので、それも素敵です♪DVDがあった方が情景が浮かんで読みやすいかもしれません。

Brain Quest: Grade 2
本ではありませんが字を読むことにはかわりないので、これもいれておきます☆

一問一答形式で問題を解いていきます。アメリカの偉人の話から、足し算引き算の話まで幅広い分野の事柄をカバーしていて、3才用から、全て持っています。
プチーはこのシリーズが大好きですので、読むことに行き詰まった時は、これを読んでいました。もともとストーリーを楽しむより問題を解くことのほうが好きなものですから、これをこばまれたことは今まで一度もありません♪


[多読関連リンク]
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自力で読ませたい絵本



[追記/小2二学期]

結局、純粋な意味での多読は、やめました。意味もわからずただひたすら読み続ける、という作業は時間がかかる割にプチーの頭の中に何も残さないような印象を受けました。

多読は何万語もひたすら読み続けて初めて効果があがるもので、母国語方式の発想に似ているような気がします。母国語と同じくらい英語に触れる機会のある人であれば有効です。ですが子供が言葉を[自然に]学ぶような感覚で英語を身につける、というのは、並大抵の読書量では達成できません。

時間のないプチーには不向きと感じ、やめました。


多読は、穴のあいた容器にひたすら水を注ぐような作業です。こぼれていく量よりも多く注ぎつづけなければ容器が満タンになったり、そこから水があふれることはありません。


自然に英語を身につけるというのは理想的ですが、我が家は完全にただの理想で終わりました。


これに代わって、多読の精読を試みることにしました。読む本の量は多いほどいいはずですが、量だけにこだわるのはやめました。わからない単語の意味を辞書でひき意味も確認しつつ、新しい語彙を意識的に記憶に残すような形でできるだけ沢山読むという方向へ、むかっています。

わかる単語だけで内容を推測するような力(勘のよさ)は、読み聞かせにより養い、音読では積極的に文法事項の確認、語彙の強化をしていくことにしました。





                           
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