多読用、精読用、と使い分けてます。小4用多読洋書本

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使用教材 *四年生時代の多読*

多読はあくまでもオマケ要素。プチーが気に入る本があれば、読んでくれたらうれしいな、というくらいに思っていますが、四年生になってからは、偶然見つけたシリーズものを気に入ってくれ、せっせと読み進んでいます。

シリーズものは何十冊と読んでいるものもありますが、こちらでは基本的には二冊ずつご紹介していくつもりにしております。

Andrew Clementsシリーズ
Encyclopedia Brown シリーズ
Boxcar Children シリーズ
Cam Jansen シリーズ
A to Z Mysteries シリーズ
単発本

 Andrew Clementsシリーズ

彼の作品ほぼ全て(多分)に共通する「勝手に決め付けないで」というメッセージがプチーを虜にしたようです。

子供だからってわかってないとは限らない。テストの点が悪いからって頭が悪いとは限らない。大人だからってエライとは限らない。

性別や職業による偏見や差別問題なども取り入れ、あらゆる方向から攻めていく彼のスタイルはプチーの気持ちまさにそのものだと思います。読んでいて爽快なんだと思います。

児童書ですから、わかりやすく面白く仕上げてあります。英語もわかりやすく、あまり知らない単語は出てきません。(多分英検でしたら準2級レベル)
(本のタイトルはamazonにリンクされています。amazonへとぶと、中を少し立ち読みすることができるようになっています)

1,2時間あればささっと読める気軽さもうれしくて、彼の作品は見つける度に買い揃えています。
Andrew Clementホームページ

The School Story
  プチーが最も気に入った作品のうちの一つです。文章を書くのが上手な6年生の女の子が、編集長である母親に内緒で本を出版します。 
独自の常識とか偏見で、物事を決め付けるのはやっぱりよくない。そういう人はぎゃふんと言わせなくっちゃ、というのが彼の作風です。この本ではお母さんがそのターゲットです。痛快コメディー(?)。

The Report Card

  表紙を見る限りは彼女の成績は悪そうですが実はこれは、秀才の女の子がわざと悪い成績をとるお話です♪
成績の悪い子は素行も悪い、とか、そんな風に決め付ける先生がいたとしたらそれは間違いです。 
テストの成績が悪いからといって「僕なんてどうせ能無しだ」なんて自分を情けなく思う子がいたら、それも間違いです。
この子はそういうことを言いたくて、わざと悪い成績をとってみたりする風変わりな女の子です。
そしてプチーは、こういう風変わりな女の子が大好きです♪

Frindle

  ある男の子が「ペンをペンと呼ぶ必要などないのでは?」と考えたのがことの始まり。大騒動が起こります。この本は彼の作品の中でダントツ最も有名な作品です。そしてなぜか、ダントツ簡単な作品でもあるそうです。
簡単、というのは英語レベルのことです。内容は四年生のプチーが楽しめる、そして考えさせられる、充実した内容であることには変わりないそうです。

この他、The Janitor's BoyでもNo Talkingでも、とにかく読み終わった後のプチーはいつも晴れやかな表情です。


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 Encyclopedia Brown シリーズ

このシリーズは泣けてくるほど簡単で、何の役にも立たないんじゃないか、と思う反面、会話がいきいきしているし、簡単だからこそ頭に入ってきやすく、多読向きなシリーズなのではないかと思います。

短編集です。一つ一つの作品がかなり短いので、隙間時間を埋めるにはちょうどいいかもしれません。ただ、読み応えがないのと、何か話題を提供してくれるほどの深さがないのがちょっと残念です・・・。娯楽読書向けです♪

Encyclopedia Brown, Boy Detectiveを含む四冊セットを手に入れプチーが読みました。面白いから、と四冊あっという間に読んでしまったけれど、「もっと欲しい」とはあえて言わなかった・・・。

楽しいけど特に得るものがないと思ったのかどうか、そこまではきいていません・・・☆


Boxcar Children シリーズ

Boxcar Children シリーズをプチーは「ミステリーだ」と言っていますが、ただのほのぼの系小説で、四人兄弟の、非日常的な日常が描かれています♪

両親を亡くし孤児になった四人。かわいそうなお話かと思いきや、リッチなおじいちゃんが登場し、夏休みにおじいちゃん所有の島へ遊びに行ったり。

たわいも無い日常生活が綴ってあるのですが、少なくともプチーにとっては非日常的で面白いようです。

このシリーズは何十年も前に書かれたとても古いシリーズだそうです。ですから、時代背景を現代風にアレンジしなおしたboxcar children special シリーズというものもあるそうです。

ただ、古い良質な作品の方がかえって面白いかも、と、このシリーズを読み進めています。今風のものは嫌でも触れる機会がありますから、本の中だけでもタイムスリップしたいものです♪
(その後Speacialの方も一冊読みました。どこが違うのかわからないくらい同じテイストだった、というのがプチーの感想です)

と言っても確かに、少々古臭いところもあります。たとえば干草でベッドをつくったり(ハイジみたい♪)ピクニックに、絵の具と絵筆を持って行く、と聞き、大喜びしたり。

今時の子は、痛そうな干草のベッドにも、山での写生にも、あそこまで喜ばないと思います☆

英語レベルは英検準2級レベルくらい。(1巻は3級レベルかもしれません)
多読のYLレベルだと3〜4だそうです。

1巻目だけは字も大きくて、さらにやさしい英語です。他の巻も含めて、本の厚さの割には英文は簡単です。アメリカでも多分低学年から3年生くらいまで向けくらいだと思います。

このシリーズは、サリー自身はまともに読んでいませんが、プチーの感想と、サリーがちょっと読んでみた雰囲気でレビューをまとめてみました↓。

The Boxcar Children
  第一巻です。
四人兄弟が子供達だけでさまよいます。住む所もお金もなく、意地悪な大人が登場したり、雨が降ってきたり(ちゃんと読んでいませんが)色々な苦難を乗り越え、結局、遠くに住んでいたおじいちゃんと再会でき、引き取られていきます。


Surprise Island
第二巻です。
おじいちゃんが昔買った島で、夏休みを過ごします。ただの島ではなくて、家もあるし、農場もあるし、小屋には島番も住んでいます。急に話がゴージャスになってきました!
字が急に小さくなります。厚さも1.5倍くらいに増えますが、英文の難易度はそれほどかわりません。謎の青年(?)も登場し、それほどハラハラしすぎない、丁度いいくらいのドキドキを味わえます♪
四年生秋の時点で75巻目まで読みました。さすがにそろそろ飽きてきた様子です。間に他の本を挟みつつ、ぼちぼち読んでいます。


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  Cam Jansen シリーズ

Cam Jansenシリーズは、簡単すぎました〜。英検2級に合格ほやほやのプチーが、一冊20分ほどで読めるくらいのレベルです☆(多読のYLレベルだと2くらいだそうです)

でも面白かったようです。ちょっとファンタジーの入った探偵ものです。知らない単語はほぼ全く出てこないので、すっ飛ばして快調に読めたようでした。

Cam Jansen & Mystery of Stolen Diamonds
   第一巻です。
「クリック!」と、その場の状況を写真にして覚えることができる主人公の女の子。彼女が「クリック!」と言いながら実際に記憶する、その場面が大層面白いそうでございます・・・。
(大して面白そうに聞こえないのはサリーがすれてる証拠でしょうか☆)

Cam Jansen & the Mystery of the UFO
  第二巻目です。
題材がUFOですので、多少面白そうではありますが、なにしろ内容が薄っぺらいシリーズですので、子供にしか楽しめないレベルであることに違いはありません。
英語のレベルが低いと、もちろん、高度な話の展開など理解できるはずもありません。 
表現豊かで展開も面白い、それなりの作品を読もうと思えば、自分自身にもそれなりの英語力が必要であるということを再確認しました。

もっと面白い作品が読みたいから英語力を磨きたい、とプチーが思い始めたらしめたものかなぁ、と思います。

もっとも、プチーはこのレベルでも「めちゃめちゃ楽しい!」と、晴れ晴れした顔で読み続けますけれど・・・。

このシリーズは、文章自体は幼稚すぎず、大人が読んでも不愉快なほどではありません。読みやすくて楽しいシリーズです。(ただ物足りないだけです☆これじゃ語彙も増えないよ・・・なんて)

さすがにこのシリーズは、これ以上増やさないようにしようと思っています。あったらつい読んじゃうでしょうから、もう購入しないようにしなくっちゃ♪


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A to Z Mysteries シリーズ

A to Z mysteries シリーズは、ちょっと難易度の高いミステリーだと信じて5冊もまとめて購入してしまいましたが、結局はBoxcar Children シリーズより簡単だったようです!多読のYLレベルだと3くらいだそうです。

ただ、単語はこのシリーズの方がちょっと現代的で、スラングと呼べるものが、多少多いように思います。

例えば強盗が手下を呼ぶのに[dope]という言葉を使ったりします。上から下へ見下げて「おい、このバカ」と呼ぶような感覚なんじゃないかなぁ、とサリーは思っています。

こういう語彙が増えるのは、別に喜ぶべきことでもありませんが、問題になるほどのものでもありません。避けるべきとも思いませんが、あえてせっせと読むべきシリーズでもないかなぁ・・・。

ですが、プチーはこのシリーズも好きで、10冊以上は読んでいます。



AからZまで完了し、新たに A to Z Mysteries Super Editionが始まっています。お話はこちらの方が凝っていて、語数も増えていますから、もう少々読み応えがあるかもしれません。

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 単発本

シリーズものが便利ですのでついついシリーズものばかりそろえてしまいますが、たまには単発本も読みます♪

Lost Flower Children
  夏休みの読書感想文の課題図書の原書です。
文学的過ぎるような作品かな、と警戒していましたが、全くそんな要素はなく、次がどうなるのか、わくわくするような作品だった、とプチーは言っています。
話の筋がシンプルすぎて(伏線がない)ちょっと物足りなかったそうですがほんの数十分で読める程度の軽いファンタジーですから、充分楽しめたそうです。同じ作者の他のものも読んでみるか?ときいてみましたら、まんざらでもない様子でした。




読書で英語力を磨くのって難しいなぁ。かなりの根気が必要なんだと思います。読書は子供にとって良いことだから、と信じて、「そんなしょーもない本読むのやめなさい」とだけは言わないように気をつけていこうと思います♪

読書って本来、暇をつぶすためのものなのか?はたまたそこから沢山色々学べるもんなんだろうか、なんて最近[読書]そのものの意義について考えてみたりしています。




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