赤ちゃんの頃からの英語での語りかけ、ルールをきちんと決めて楽しく取り入れれば効果的 |
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>英語での語りかけ |
英語での語りかけも、子供の英語教育という意味ではとても大切な手段と言えます。 サリーは三日坊主なため、一つのことを長続きさせることが苦手です。ですから、続けたいことにはルールをもうけ、できるだけルールを守って取り組むように心がけています。そうすることによって「まぁいっか」や「また今度」の気持ちを遠ざけることができたら、と願っています。 ![]() ・具体的な語りかけ法については<語りかけるタイミング、方法を決める>へ ・誰が?どこで?については<語りかける時のルールを明確にする>へ ・おうちの人の英語力については<英語で語りかける側の英語も磨く>へ リンクからとんでみてください。 スクロールが大変でも大丈夫、という方は(つまりページが縦に長いのです!)この下からどうぞ気長にみてみてください。 ・語りかけるタイミング、方法を決める ・語りかける時のルールを明確にする ・英語で語りかける側の英語も磨く ↑ページトップへ
入園までの数ヶ月は百パーセント英語で話し掛けることを決めたわけですが、それまでには何段階かステップがありました。 生まれてから最初の半年は、気が向いた時だけであったり、離乳食が始まる頃には、食事中だけであったりもしました。 サリーは児童英会話講師をしていたおかげで、子供に英語で話し掛けることにそれほど違和感はありませんでした。とは言え、語りかけを全て英語に、だなんて、思いつきもしませんでした。 食事時のみ英語にしている、というご家庭を知っていたので、ちょっとその真似をしてみようかな、と思って始めてみたのがきっかけでした。けれども、食事の内容が納豆、ひじき、など和食に偏っていたため、はっきり言って無理があったのです。 *英語のおままごと*
(<一歳>のページでも書いていますからよかったらそちらものぞいてみてください。) *英語で質問* ![]() その後もっと大きくなってきてからは、ビデオをみた後、簡単な質問を英語でする、というのも、効果的でした。“What was in Pluto's basket?”などと聞くのです。単語で“Seal.”と答えるくらいなら、できるようになります。始めて答えてくれた時は、飛び上がるほど喜んでしまいましたが・・・・。 *英語でヒントゲーム*
例えば食後のデザートがバナナだったら、[b]の音を出します。「ビー」というのではなくて「ブ」です。「ブ、ブ」とヒントを出し、わからないようなら「ブァ、ブァ」とだんだん音を増やして、最終的にバナナという答えをうまく導くことができれば、“That's right♪”で、しめくくりです。ヒントゲームの前後は日本語でかまわないので流れはこんな風になります。↓ 「デザートにする?デザートは・・・」このあとから、英語モードの始まりです。 “Starting with b,b,b,b,....”と様子を見ながら “ba,ba,ba,ba,ban,ban,ban,bana,bana,bana,...”と進め、答えは言ってしまってかまいません。正解が言えたり、リピートできたら “That's right!”で英語モード終了です。 「持ってくるね〜」と日本語に戻っちゃいます。
つまりちゃんぽん言語をあやつるようになって欲しくないということです。英語としても日本語としても、充分でない、不完全な言語のように聞こえてしまいます。正しい言語を身に付けるため、原則的に二つの言語は全く違った言語として使い分け、混ぜません。 その方がけじめがついて、英語での語りかけが長続きするのではないかとも感じます。母国語が日本語であるにもかかわらずあえて英語で子供に話し掛けるんですから、いくら英語が得意だったり、好きだったりしても、ある程度は照れくさかったり、不自然だったり、違和感を覚えることもあります。 だらだら不自然なより、短時間だけ、集中的に不自然で、あとは自然でいられる方が、話し掛けるほうもきっと快適なはずです。(この後結局英語の語りかけを増やしてみたり減らしてみたり試行錯誤は続きました。自分にあったスタイルを見つけること、これが何よりも大切♪) ↑ページトップへ
つまり、アメリカ人の子供が、英語を話す両親と、スペイン語を話すナニー(乳母)に育てられる、といったケースです。両親は二人とも英語しか話さず、ナニーはスペイン語しか話しません。それぞれは一人ずつそれぞれの母国語しかはなさないわけですが、子供は二つの言語学びます。そしてそれぞれの言語を混合することもありません。国際結婚の場合もこの[一人一言語]法がとられるのが一般的です。 でも実際こんな環境、サリーにとってはあまりにも現実的ではありません。 [一人一言語]でなければ、子供が言葉を混同してしまってよくない、とも聞いていましたがサリーが英語だけを話し続けるということもまた、あまりにも現実的ではありませんでした。
とにかく、使い分け、状況設定が明確であれば、プチーが混乱することは無いはず、と願いながら、英語での話し掛けをスタートしました。 日本語も英語もわからないうちの語りかけで一番大切であったことは、サリーは二言語話すけれど、パパは絶対日本語しか話さない、ということです。「はろ〜」とか「れっつご〜」とか、変な日本語も禁止して、とにかく日本語だけで接してもらいました。“Daddy”と呼ばれても「はい」と返事するよう、しつこくお願いしておきました。おかげで混同は全く起こりませんでした。 幼稚園に入園する頃には、日本語と英語の区別はかなりついていました。そこで次は幼稚園で日本語、サリーとは英語、というように、よりわかりやすく 使い分けることができるためここまでくればもう、二言語を混同するといった心配は全くなくなりました。
最初は、このルール、とても残念に思ったものです。公園で咲いているお花の話や、鳴いている鳥の話をもし、英語でできたなら、もっと有意義ではないか、と感じた時がありました。確かに有意義だったかもしれませんが、英語力という点から考えれば、あまり関係なかったかな、という印象です。 それより人目をはばからず、時には好奇の目で見られながらも、かたくなに英語で話しつづけるほうが、サリーにとってはとても不自然に感じました。 やると決めたからにはとことんやる、というのも大切な反面、やりすぎずほどほどに、というのも大切と日ごろから感じているので(ちょっと言い訳っぽいかな)このくらいの話し掛けで充分すぎるくらいだ!と自己満足しています♪ ↑ページトップへ
大切なことではありますが、あえて最後にもってきました。ここは一番意見がわかれるところかもしれません。子育てや教育に関する考えはさまざまです。誰にとっても絶対的なベストというのが無いため、それぞれがベストと信じることをしているはずですが、せっかくですから、サリーの考えをご紹介したいと思います。 子供にさせてあげたい事、色々あるかと思います。例えばピアノ、空手、そろばん、中国語、などなど。 空手教室に通わせてあげたい、と感じた時、「まずは私がマスターしなくちゃ!」とお母さんが張り切って、先に空手教室に通いだしたとしたら、それはそれでまた熱心でいいんですが、そこまではしない場合が多いかと思います。とりあえず子供のための空手教室を探し、子供自身を通わせるはずです。 でも子供が帰ってきて、空手の話を楽しそうに熱心にするのに、「空手のことはさっぱりわからない」と相手にしないなんていうのはあんまりな仕打ちです。そうなってきたらちょっとでも空手のことが知りたい、と思うでしょう。「そうだよね」「だよね〜」とその話題で盛り上がったり、いっしょに楽しみたいものです。
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