英語での語りかけ・スランプを救ってきた大切なツール

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>一年生時代の英語での語りかけ(語りかけの必要性)
  使用教材*一年生時代の英語での語りかけ(語りかけの必要性)

サリーはプチーが赤ちゃんの時から少しずつ英語で語りかけ、一時は家の中では全て英語、という時までありました。

幼稚園入園までは暇を持て余すほど時間がありましたから、日本語で話し掛けたり、英語で話し掛けたり、その時の気分次第で好き勝手に二言語を使っておりました。その頃のことは<英語での語りかけ>のページでご紹介しておりますのでよかったらそちらのページを先にご覧ください)

英語での語りかけを取り入れた理由はいくつかあります。そして今の時点で過去6年間を振り返ってみて、感じることをまとめてみました。

 ・語りかけを始めたきっかけは<英語の話し相手を求めて>
 ・動機は<ゼロ歳児相手にでもできる英語での働きかけ>
 ・続けることができた理由は<好きな時に好きなだけ>
 ・山あり谷ありだからこそ<英語スランプの時こそ英語での語りかけ>

 ・小1になってみて思うことは<六年間振り返ってみて思うこと>
 ・語りかけの効果については<語り掛けにより英会話力は育つのか?>
 ・小学校入学後のスタイルは<小学生への英語での語りかけ>

リンクからとんでみてください。

スクロールが大変でも大丈夫、という方は(つまりページが縦に長いのです!)この下からどうぞ気長にみてみてください。

英語の話し相手を求めて
ゼロ歳児相手にでもできる英語での働きかけ
好きな時に好きなだけ
英語スランプの時こそ英語での語りかけ

六年間振り返ってみて思うこと
語りかけにより英会話力は育つのか?
小学生への英語での語りかけ

 英語の話し相手を求めて

語りかけてきた理由のうちの一つは、サリー自身も英語の話し相手が欲しかったということです。

サリーにとって英語を話すことはパズルを楽しむようなものです。時間制限内にうまくぴったりはまるパズルのピースを探し、パズルを組み立てていくような感じです。

「あ〜」とか「う〜」とか唸りながらやっとの思いで英語を話すのではなく、ある程度スラスラと流暢に話そうと思うと、しゃべりながら次にどのような英語表現を使うのか、考えながら話さなければいけません。

時間内にやり終えないと何かが爆発する[時限爆弾]仕掛けのゲームを楽しんでいるような感覚です☆

スラスラ〜としゃべり終えることができた時は「セーフ♪」で、途中でつまってしまった時は「アウト!」です。

そんな感覚で自分自身英語を話すことを楽しみながらプチーに語りかけてきました。
                             
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 ゼロ歳児にでもできる英語での働きかけ

赤ちゃん相手にできる英語での働きかけは限られています。

英語のお歌のかけ流し、絵本の読み聞かせ、に加え英語での語りかけも取り入れたら、より取り組みの幅が広がる、と考えました。

この頃はまだ一方的な働きかけしかできませんから、カードゲームもできません。体をうまく動かせないからいっしょに歌ったり踊ったりもできません。

でも何かしてあげたい!という場合、語りかけはとても便利で有効であるように思います。日本語で語りかける合間に英語でも語りかけて、損も害もありません。(とサリーは感じています。)
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 好きな時に好きなだけ

少し大きくなってきて、お歌を覚えて歌えるようになったり、絵本の読み聞かせを楽しんでくれるくらいにまで成長しても、結局英語での語りかけは重宝しました。

語彙を増やすため、一時、自宅でカードゲームをしてやったことがありました。サリーは元講師ですから、ゲームもたくさん知っています。

ところがいざカードゲームをするとなると、なかなかうまく続かなかったり、プチーの注意をひくためにあれこれと演出したり、思った以上に大変で全然楽しくありません

サリー自身が講師時代同様、プチーを楽しませるためにあれこれと手を尽くさなければいけないことがわかり、疲れてしまいました。

仕事であればできるけれど、自分の子供のために[エンターテイナー]にはなれない、とつくづく感じました。

仕事を辞めてまで仕事と同じようなことをしたくない、という思いがあり、カードゲームは断念しました。

そこでまた英語での語りかけの出番でした。語りかけは好きな時に好きなだけすればいいですし、下準備もいりません。必死でプチーの気をひいたり楽しませる演出も不要です。

"Are you hungry?"などと必要な会話を英語で済ますこともありました。

家の中をうろうろしながら物を指差し、"This is a table."なんて手当たり次第ものの名前を教えたりもしました。

丸い物を探し、"This is a circle."とまたまた家の中をうろうろしたりもしました。(丸い物探しツアー)

車に乗っていてでこぼこ道を通った時は必ず、"Wow, bumpy!"と声をかけました。


カードゲームの方が楽しめる親子ももちろんいるでしょうけれど、サリーにとっては、気ままな[英語での語りかけ]の方が随分楽に感じましたので、語りかけを続けました。
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 英語スランプの時こそ英語での語りかけ

もう少し大きくなってくると絵本の読み聞かせも本格的になってきて、読み聞かせの時間もぐんと増えました。時間のある日は二時間、三時間とただひたすら読んで聞かせていた時もありました。

字を書くことができるようになってくると、ワークブックも増やしました。一度に何ページもどんどん進めてプチーものりにのっている、というような時、英語での語りかけはぐんと減ります

ワークをさせているから、本をたっぷり読み聞かせているから、と気分的にも余裕がある時には、英語で話し掛けるようなことはありません。

語りかけなんてしなくても違う方法を使ってプチーはどんどん自分の英語力を磨いてくれます。

ところがそんな絶好調は大抵長くは続きません。体調を崩したり、他の事で毎日ばたばた忙しかったりして、ワークブックもできないし、読み聞かせの時間も全くとれない、という日々がやってきたりします。

そういう時はまた英語での語りかけの出番です。せめて会話だけでも英語でしておこう、と藁をもつかむ心境で、ほんの一言二言の会話を英語でするように心がけます。英語に全く触れない日をなくすためです。

こうなってくると、語りかけはただの[かけ流しのかわり]のような役割です。サリーは日頃からあまりBGMを流す方ではありませんので、忙しくあくせくした日が続くと、大好きな曲でもうるさく感じてしまいます。スイッチポンですら面倒に思えたりもします。

ですのでそういう時には英語での語りかけでなんとか生活の中に英語を取り込みます。プチーの返事が英語であろうと日本語であろうとそんなことは知ったこっちゃない、という勢いで一方的にサリーが英語で話すだけです。

英語の存在感をアピールするだけのための英語での語りかけですが、なにも無いよりはいいだろう、と信じています!
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 六年間振り返ってみて思うこと

プチーの小学校入学前には「きっと小学生になったら、英語で話し掛けるような時間はなくなるんだろうなぁ。」と思っていました。そしてそれを残念であると思っていました。

ですが小学生になっても英語で語りかける機会はありますし、その機会は多くなったり少なくなったり変動するはずですが、だからと言って残念がる必要も何もない、という気がします。

語りかけはサリーにとってとても便利なツールでした。カードゲームにかわって語彙を増やす役割を果たしてくれたり、時間がない時にかけ流しのかわりにもなりました。

ツールは多いに越したことはありません。これにも飽きちゃった、あれにも飽きちゃった、という時、更に奥の手があればそれを使って前進することができます。


幸いプチーが英語での語りかけを嫌がったのは今までたった一度だけでした。(二歳の夏でした。二歳の頃のことは<二歳(ビデオ・絵本の読み聞かせ)>のページでご紹介しています。)だからこそこれまで続けてこれただけのように思います。

もっと嫌がっていたら間違いなくやめていたことでしょう。語りかけがなかったとしても、また違った方法を使い、違う道を通って、英語力を伸ばしてやる努力をしたはずです。

英語での語りかけは必須ではなく、あくまでも英語教育の手段の一つで、サリーにとっては便利なツールです。ですから子供の英語力を伸ばすために、英語での語りかけが絶対必要と考えているわけではありません。

「やってあげたいけれど、うまくできない」とか「子供が嫌がるから」という場合はわざわざ取り入れる必要は全くないと思います。

ですができる環境であれば、是非取り入れたらいいのではないかと思います。母国語以外の言語で親子の会話をすることの害を指摘する考えは多いものの、母親が子供に話し掛けることに対して、しかも積極的に話し掛けてやることに対して、害があるなんてことはない、とサリーは思っています。(願っています)
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 語りかけにより英会話力は育つのか?

プチーは英語の読み書きだけでなく、多少は話すこともできます。少なくとも意思の疎通くらいはできますし、過去形、副詞節、付加疑問文なども使います。(関係代名詞を使っているのはまだ聞いたことがありません。)

この英会話力は、英語の語りかけによりついたものなのか、結局のところはっきりとはわかりません。

語りかけ、イコール発話をうながすためのもの、ととらえるよりも、語りかけはあくまでもインプットの一部、働きかけの一部であると感じています。

語りかけによって、より語彙を増やすことができたでしょうし、隙間時間をうまく使うこともできました。英語に触れる機会をより増やすことはできましたから、語りかけもとても有効だったとは思いますが、それが直接プチーの発話につながったかどうかは疑問です。

英語を話す相手は、いないよりはいた方がいいでしょうし、英語を話す機会は、ないよりもあった方がいいでしょう。

ですがたとえおうちのなかに誰も英語を話す人がいなかったとしても、例えば年に一度海外旅行へ行くとか、夏だけ近所の英会話スクールの夏季集中レッスンをうけるとか、そういったことで充分英会話力を磨けるような気がしています。

英会話の時間は毎日欠かさずとらなくても、たまにあるだけで充分その効果を発揮しそうです。

もちろんその限られた[英会話の機会]を有効に使おうと思うと、そのための蓄えが必要です。聞く力も必要ですし、使える単語も多いほどいいですし、文章を組み立てるための力もいります。語順だって日本語とは違いますから文の仕組みもある程度わかっていなければ話すことはできませn。

ただ、英会話力を磨くためには実際に英語を話す機会を充分にもつのしかない、という風には思えません。本をたくさん読んでやったり、自分で読ませてみたり、ワークブックで語彙を増やしたり文法問題を解いたり、そういったことの積み重ねが英会話力も育てるのではないかと感じています。

日本に住みながら英語を話す機会を充分にもてる子供は少ないように思います。いい外国人の先生を探すこともなかなか難しいですし、たとえいい先生にめぐり合えたとしても、その先生にお支払いする金額のことを考えると、サリーであれば二の足を踏んでしまいます。

もちろんプチーのように、母親が英語を話すのが好きな場合、コストも労力も時間もかけずに話し相手を確保することができます♪

そうでない場合は、無理をしたり、なんとしてでも英語を話す機会をつくらなければ、と焦る必要はないような気がします。実際に話す機会を持つことなく、話すための下地づくりはできると思うのです。

下地さえ作っておけば、実際に話す相手を見つけた時、話さざるをえない状況になった時、きっと英語がでてくるはず。そう信じています。(最初はぐっと詰まってしまっても少し慣れれば大丈夫!大人の場合こんなに簡単にはいかないような気がしますのでこれは子供の特権かもしれません☆)
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 小学生への英語での語りかけ

幼稚園時代後半からもうすでにそうですが、日本語を使って学んでいるもの(学校の教科やその他のお稽古)の話をする時は日本語で話していくつもりです。

そしてその他の日常会話は英語でしていくつもりにしています。生まれた時からずっとそうだったように、英語で会話をするのはサリーとプチーが二人きりの時だけ。他の人がいる時には、その人が家族であってもお友達であってもあかの他人であっても、英語で話すことはしないつもりです。

これがサリーに一番あったスタイルです。

英語で話し掛けることにより、プチーが英語を話しているのを時々きくことができるのもうれしいものです。「なかなか上手にしゃべってるなぁ♪」とか「そんなのじゃぁ、誰にも通じないよ〜。」とか色々思いながら我が子の英語をきくのは楽しいものです。

これからも英語での語りかけ、続けていこうと思います。


ECC Web Lesson :インターネットや電話での英会話レッスンは通常の英会話スクールよりも安上がりですので、少しずつこういったものも取り入れていった方がいいのかも、と検討中です。

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