公文式の英語。J教材の様子 |
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>公文式英語J教材と進度上位者のつどい |
公文を始めて約五ヶ月、J教材が始まりました。 J教材からは長文教材だということは知っていました。読解が増えるのだろう、と勝手に想像し期待していましたが、実際は内容把握問題のような問題はほんの少ししかなく、ほとんどが和訳、英訳、文法的な書き換え問題でした。 しかも、大半は、前のページの英文や日本語訳をそのまま写して書けばいいようなものです。解答欄には[a面の英語を使います]と必ず指示されていて、つまり、公文式のプリントの長文内の単語のみを使って答えなくては正解できないようになっています。 例えば、[すぐに]は[rught away]で、[今までに]は[before]でなくてはなりません。他の単語でもよさそうなものでも、長文内の単語を使わなくてはならないことに最初は戸惑いました。 こうして公文式という狭い世界の中の英語だけを使って答え続けるうち、自分の言葉を使うことを忘れやしないか心配でした。 最初は少々反発した気持ちの中、とにかく進めました。 ですが実際は、それほど不自然な状況にめぐりあうこともなく、プリントをペラペラめくりながら、プチーはどんどん問題を解き進めていきます。 英語に関しては、前のページで出てきた単語を使う必要がありますが、日本語に関しては、自由な和訳でも、先生に○をいただいています。 最初のうちこそ、読めない漢字をそのまま丸写しにしたような、不自然に難しい和訳を書いていたプチーですが、そのうち面倒になってきたのか、自分の言葉をうまくはさめるようになってきました。 プリントの日本語訳が[航海の安全についての大きな教訓を(与えました)]となっている部分の、プチーの日本語訳は[うみでのあんぜんのレッスンをわたしたちに(与えました)]となっていました。これでも○でした。 (かっこに入っている部分はプリントに既に印字されていて、この日本語にうまく続くように和訳を考えなくてはいけません。これが結構面倒です) このように、該当箇所さえわかれば、丸写しすればいいだけの和訳問題こそ、既に書かれている日本語訳など見ずに、自分の言葉で書いてくれたらうれしいなぁ、と思います。 ・五ヵ月半後(JT教材90まで終了) ・六ヶ月後(JT教材200まで終了) ・進度上位者のつどい ・六ヶ月半後(JU教材90まで終了) ・七ヶ月半後(JU教材200まで終了) ↑ページトップへ
10枚一セットの長文をいくつかこなした後、文法として、時制の一致がでてきました。 これを少々気に入ったプチー♪ 動詞の時制を一箇所かえると、他の部分の動詞の時制も自動的にかわる、という仕組みが面白かった様子です。 ひっからないように気をつけながら楽しく問題を解くことができました。 動詞を過去形にするのは得意ですが、過去形から現在形に戻す時にほぼ毎回同じミスをするのには、うんざりしました。 例えば ・I think Tom lives near the library. ↓↓↓ ・I thought Tom lived near the library. は得意でしたが ・We thought that Lucy looked like her mother. ↓↓↓ ・We think that Lucy looks like her mother. の時は、三人称単数のSをついつい忘れてしまうプチー・・・。いまだにこのSに悩まされています。開き直って「わからない」と言い切る時もあります。 時制の一致をしっかり理解すると、英語を話す時も、ちょっと洗練されて雰囲気になります♪ この文法事項は、節を使って話すときには大いに役に立つ、いい文法事項だったなぁ、なんて満足しています♪ ↑ページトップへ
J教材まで来ると、あまりまとまって文法事項が出てこなくなりました。新しい文法はほとんど出てこないのですが、後半、10枚ほど、関係代名詞についてのプリントがありました。 この10枚で[which]も[who]も[whose]も[what]もさらりと登場し、さらりと流れていきました☆ もうこれまでの教材で学んでいる事柄ですが、[whose]が出てきたのは初めてだったかもしれません。 合い間の長文問題には時制の一致や倒置などがごちゃ混ぜにでてきますから、ここまでくると[総仕上げ]のような雰囲気が漂い始めます。K教材まで進むと仮定法が出てきますから、そこへたどり着くまでは、真新しい文法事項はありません。 [色とふるまい]という、心理学に関連した長文(20枚)は、ちょっとプチーには難しかったかも、と思いましたが、随分経ってから、その時の文章の一部を思い出して口にしたりしていましたから、何度も同じような設問に答えたりするうち、だんだんと自分の物にしていってくれているのかなぁ、と感じました。 逆に[オズの魔法使い](30枚)は純粋に楽しめました。もう知っているお話ですし、もっと難しい英語の本で既に読んでやっていましたから、完全に、お話だけを楽しめました。 [改心した男](20枚)は、刑務所での生活や金庫破りについてプチーと話をする機会を与えてくれました。この、話題の幅広さがたまりません♪ 面白そうなもの、全然面白そうではないもの、織り交ぜて読んでいかないといけませんから、この教材無しにはありえないストーリーとの出会いを楽しんでいます。 この頃は夏休みでしたので、一日10枚を目標に進め、予定通り、夏休み中にJT教材を終了させることができました。 サリーは、I教材までのプリントの方が色々学べていいなぁ、と感じることもありますが、プチーは断然J教材の方が楽しい様子です。 公文式にも完全に慣れ、読めない漢字もものともせず、一人でどんどん進めてくれ、頼もしくなってきました☆ ↑ページトップへ
毎年夏に[全国公文進度上位者のつどい]があります。全国的に、ホテルの一間やホールで大々的におこなわれるようです。プチーは参加しませんでしたが、オブジェのみ、お教室で先生にいただきました。 基本的には、三月末の時点で、三学年以上先の教材に取り組んでいれば、招待されます。英語に関しては別の基準がありますが、小2であればGU教材以上まで進んでいれば基準を達成するそうです。 表彰以外にもちょっとした催しがありますから、そちらが面白そうであれば参加してみてもいいかも、というくらいの気持ちでおりましたが、あまり魅力を感じず、参加は見送りました。 プチーの地域では600名以上が表彰の対象だったそうで、そのうち一体何人くらい[つどい]に参加したのかは知りません。 事務局の方に問い合わせた所によると、毎年七割くらいの子供達は参加している、とのことでした。英語がやはりかなり多いそうです。基準が低いので、そうなってしまうようです。 特別表彰部門、というものもあり、こちらは全国順位十位以内が対象です。プチーの地域にはそんな人はいなかったようで、特別表彰はありませんでした。(プログラムしか見ていませんけれど) 三ヶ月に一度いただく進度一覧表には含まれていない、研究コース学習者を含み、認定テストの合格級なども考慮して順位が決まるそうですので、この[特別表彰]を受ける人は、よほどの人のようです☆ いただいたオブジェは、七色に輝くガラスの内側に帆船が彫刻された立派なものでした。ただ、プチーは公文式を始めた時点でこの[進度上位者]の基準をクリアしており、ありがたみがありません・・・。 我が家にとってはなんとも不思議な位置付けの[進度上位者のつどい]です。
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J教材前半は、小説よりも論文調のものが多く、少してこずりました。部活での経験が社会へ出てから役に立つ話や、広告が消費者に与える影響および力の話など、日本語でも話したい内容が多くて、よく話が脱線しました。 長文を六つほど解いた後、文法事項として[過去完了]が出てきました。過去完了は、それ自体を理解する事はさほど難しくはありませんが、子供がこれをうまく和訳するのはとても難しいので、この項目の和訳に関しては、おまけをしていただきました。 ある過去の時点において既に何かが起こっている、というニュアンスを出すためには[もう既に部屋を片付けてしまっていた]というような日本語を使いますが、そこまで表現するのが難しく、現在完了なのか、過去形なのか、曖昧な訳をすることもありました。 過去完了を理解できている、ということをアピールするのがなかなか難しかったのですが、先生に「日本語で表すのは難しいですからね」とお許しをいただきました。 きっと、みんなそうなんだろうな、とちょっと安心。 現在完了のときほどのインパクトはなく、あまりプチーの記憶に残っていないんじゃないかと少々心配しておりますが、でてくりゃわかる、という程度には理解できたようです。 ↑ページトップへ
JU教材後半の[私はそんなつもりではなかった]という話は、なんだかわかりにくい話でした。日本人の[SORRY]とアメリカ人の[SORRY]は訳が違う、という、大人の世界でも有名な話ですが、プチーに説明するのは苦労しました。 日本人の感覚からすると、「ごめんね〜」がまず先ですから「誤ったほうが負け」みたいな発想はどうもうまく説明できず、あくまでもアメリカの話だから、と念を押しつつ話しました。 アメリカ人だって、みんながみんなそうではないと思うのですが、アメリカの人ってコワイなぁ、なんて変な勘違いをしていないか心配です。 それに引き続きでてきた[話法]も一部、わかりにくいものでした。 クォーテーションマークがつく時とつかない時で[TELL]と[SAY]の使い分けをしないといけないところが、どうもわかりづらく、うっかりミスが続出しました。 正直言ってサリー自身が「どっちでもいいんじゃないの?」と思っていたため、きちんと説明しなかったのも原因の一つです。 どちらにしろ[tell him]であり[tell to him]じゃない、ということさえわかっていればいいか、という感じで通り過ぎました。 直接話法と間接話法で主語がかわったりしますが、そういう「きっとややこしいだろうから慎重に進めないと」とサリーが身構えるような所をプチーは何の苦もなく進み、ただルールを覚えたらいいだけ、というような部分でつまずいたりするのが、相変わらず不思議な感じです。 直接話法と間接話法は結構掘り下げて徹底的に学べたような気がします。時制の一致にも随分慣れてきました。 ↑ページトップへ |
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