子供の英語教育・二歳児にしてやれること

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年代別取り組み *二歳(ビデオ・絵本の読み聞かせ)*

プチーが二歳の時に一度引越しをしています。転居先探しにもかなり時間を取られて、半年近くは英語のほうをおろそかにし、この一年は、かなりさぼってしまった一年です

そして「英語イヤイヤ期」もありました。一ヶ月で乗り越えることができたものの、これも英語の取り組みを減らす原因でした。嫌々取り組むわけにもいかず、様子をみるだけの日々が続きました。
英語での話しかけは、増やしてみたり、全くやめてみたり、プチーの反応次第でしたので、この頃の取り組みの中心は、ビデオと読み聞かせでした。

 ・二歳の頃みていたビデオは<ディズニービデオ・DVD>
 ・本格的に始めた読み聞かせについては<洋書絵本の読み聞かせ>

へリンクからとんでみてください。

スクロールが大変でも大丈夫、という方は(つまりページが縦に長いのです!)この下からどうぞ気長にみてみてください。

ディズニービデオ・DVD
洋書絵本の読み聞かせ

ディズニービデオ・DVD
(今はもう中古品しか手に入らないものもあります。特にディズニーの作品は思い立った時に購入しておかないといつのまにか売り切れてしまっています・・・)

この頃はディズニーが中心でした。ワールド・ファミリーのビデオは毎日欠かさずみておりました。
<ワールドファミリー>のページで詳しくご紹介しています)

ディズニーマジカルストーリーズ(<一歳☆かけ流し中心>のページで詳しくご紹介しています)を使っていたため、ディズニーキャラクターはこの時点で既にプチーにとってはかなりの定番でした。

教材ビデオに加えてディズニーの長編アニメ映画ビデオも見始めました。有名なものばかりですのでストーリー説明は省きます。

*ダンボ(DVD)

長編ビデオをみだして間もない頃、一番気に入っていて何度もみたがった一本です。よくティモシーの真似をしていました。ところが残念ながら、セリフを再現することはあまりありませんでした。プチーの場合、ジェスチャーというか[動き]を真似するだけでしたので、英語教育という観点からは、絶対そろえておくべき、お勧め、と言うほどの印象はありません。
みんな早口なため再現しにくいのかもしれません。ですが楽しい作品ではあります。なんといっても定番です。
*バンビ(DVD)

登場人物(動物)のほとんどが子供なため、話す英語も簡単でゆっくりです。聞き取りやすい上に声も子供の声ですから、親しみやすく、プチーもよく、バンビやサンパー(バンビの友達のウサギ)の真似をします。
難点は、この映画自体が、小さな子供をひき付けてはなさないような派手な色使いや、テンポの早い音楽などがほとんどなく、展開もスローなため、最初は退屈してしまうのでは、という点です。

みつづければ、すぐにお気に入りの一本になることは間違いないのですが、プチーの場合も最初の反応はいまいちでした。がやがやしていない、落ち着いた風情が好感を持てます。
*眠れる森の美女(DVD)

プチーは女の子だし、当然オーロラ姫にうっとりするものと思いきや一番のお気に入り場面は、最後にフィリップ王子がドラゴンと戦うシーン。右手にバット(プラスティック製)左手にクッションを持って、剣と盾に見立て、とにかくいっしょに戦います!戦う時に英語は・・・・と言うともちろんしゃべっている暇なんてありませんから、英語とは無関係な世界で楽しんでいました。

妖精三人が出てくる場面も好きでした。早口な妖精もいましたが、妖精のセリフを好んで真似しました。長文をぺらぺら話し続けるほどの再現力はないので、短く簡潔なセリフのみです。イントネーションが少し大げさで、コミカルに仕立ててあったため面白かったのかもしれません。

サリーが一番好きなディズニー長編アニメです。お城でのシーンは映像もきれいですしはなやかです。クラシカルな雰囲気で、音楽もチャイコフスキーのバレエ音楽がつかわれています。

以上、この頃一番はまっていたビデオ三本です。それぞれ好きなシーンも決まっていたので、そのシーンの話をし始めた時は必ず熱心に聞いてやり、その話題をできる限り発展させるように努めました。

ジェスチャー中心で(プチー場合特に、ダンボの中のティモシー)シーンの再現を試みている時は、その時周りにいた登場人物や動物の役はサリーが一手に引き受け、よりリアルにシーンを再現し続けることができるように、協力しました。

セリフも覚えているようでしたら、サリーお得意の[オウム返し法]でさりげなく訂正しながら、より長いセリフが言えるように導いてやりました。[オウム返し法]は英語にかかわらず、日本語でも使うことのできる方法で、重宝しています。
  
                            
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洋書絵本の読み聞かせ
<読み聞かせ絵本[単品]><読み聞かせ絵本[シリーズ展開]>ではこちらにない絵本もたくさんご紹介しています)

読み聞かせに使った絵本は、<読み聞かせ絵本[シリーズ展開]>のページでご紹介している、[Froggyシリーズ]です。結構文字も多く書かれている本ですが、聞いていて決して退屈そうではありませんでした。
実はサリー自身が、一ページに一単語とか、一行しか文章が書いていないような絵本が苦手で、そこまで簡単な絵本はあまり読まなかった気がします。サリー自身が退屈してしまうようです。どうも自分がある程度読みごたえがないと、読んだ気がしないものですから、母親の都合で、このような本を読み聞かせていました。

そのかわり、プチーをひきつけるためのオーバーな演出とイントネーションは欠かせませんでした。毎回演出を変えるというのもひとつの方法かもしれませんが、サリーの場合、演出もイントネーションも統一していました。毎回同じ場面で同じ読み方ですからきっと「待ってましたっ!!!」みたいな感じで、プチーも楽しんでいてくれたと思います。慣れてくれば、いっしょにセリフを楽しむこともできるようになってきました。

いっしょにセリフを楽しむ、ということ、最初にできるようになるのはやはり実際本を読んでいる最中です。でもそのうち、本を読んでいる最中だけでなく、日常生活中にもいきなり本の中の一場面を思い出し、再現し始める時があります。その時に備えて、本の中で、プチーが気に入っていそうなセリフ、そしてその前後の様子、セリフはできるだけ覚えておくようにしました。この頃ならまだどうせたいしたことは言いません。ちょこっと様子を覚えておいているだけでいいのです。盛り上がり方が全然違いました。

うまくすれば、この後にご紹介している[オウム返し法]によって、より長い文章を覚えさせてあげることもできるのですから、やっぱり、サリーの[こそ練](こっそり練習)は欠かせません。

これは<一歳☆かけ流し中心>のなかの[サリーが決めていたかけ流しのルール]と同じことですが、サリーのちょっとの[こそ練]がうまくプチーをのせるコツでした。仕掛けてきた時にこちらがうまくのって、さらに相手をのせてしまう、というのが理想的かな、と感じています。

オウム返し法

例えばプチーが

“Daddy like cookies.”

と言うとします。この文章の中の[like]を[likes]になおしてやりたい時、

「like、じゃなくてlikesでしょ。」

と注意しても、まだまだうまく理解できない年齢ですから、幼稚園のうちは、そういう訂正はしたくありません。そこで、こう言います。

“Yes, he does. He likes cookies.”

文章を反復し、つまりオウム返しするのですが、その時、間違いを正した上でオウム返しするんです。その瞬間間違いに気がつく場合がほとんどで、

“Yes! He likes cookies.”

と自分でなおします。もちろんこんな方法ですぐに文法をわからせるのは難しく、その場で即自分で言い直したにもかかわらず、時間がたつとまたすっかり忘れます。何度も何度も同じ間違いを繰り返します。そしてそのうち、いつのまにか、本当になおっているんです。いつのまにか同じ間違いをしなくなります。こうして今までいくつもの文法的間違いを乗り越えてきました。

この方法だと、話を中断する必要もありませんし、せっかく話してくれたことを否定するようなことなく、注意訂正できます。オススメです☆

この頃の様子は<ニ歳>のページでも当時の日記を引用して詳しくご紹介しています。よかったらそちらも見てみてください。


[ビデオ・DVD関連リンク]

二歳☆ビデオ・絵本の読み聞かせ
聞くこと(二ヶ国語ビデオ)
幼稚園時代ビデオDVD[短編]
幼稚園時代ビデオDVD[長編]






                        
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