親と子のバイオリン |
上達は自宅での練習次第!バイオリンのことなど何も知らない母娘の二人三脚バイオリン日記 |
ポジション移動の練習を散々した後、いよいよポジション移動をしながら曲を弾くこととなりました。 結論から言いますと、曲中のポジション移動は、思っていたよりもかなり上手にできました。 音階練習ではあまり音程に鋭い興味を示さないプチーですが、曲の音程が不安定だと、弾いているプチーも不愉快です。何が何でもばっちりあわせにかかります。その気合というのか集中力が、ポジション移動をうまく成功させました。 ですが、同時期に練習していた、音階でのポジション移動も上達したかと言うと、そうではありません。あくまでも[曲中のポジション移動]のみ、うまいことやってのけるプチーでありました・・・。 もちろん注意点もあります。 ポジション移動に気をとられすぎ、その一つ手前の音が短くなることが多いので、あえてその音は、長すぎるくらいに(そのくらいで丁度いい)ゆっくり弾くこと。 ポジション移動中のなんとも言えない中間音が「ニュ〜ン」という感じで聞こえてくることがあります。これももちろん、いけません。移動中の音は聞こえないようにしつつ、だからといって開放弦の音がしてしまってもいけないので、指を軽く乗せつつ焦らず移動し、移動した先でまた新たな地点を押さえないといけません。この時弓の速度を落とし、指と弓とが協力し合いながら中間音を防ぎます。 力を入れすぎず、特に左手の親指の力を抜く。これも大切です。他のみんなは動こうとしているのに親指だけが留まろうとふんばると、手の形が崩れちゃいます。肘を動かす(内に入れていく)ことで自然に手全部が引っ張られていくようなのが理想的だそうです。 (理想とは程遠いのが現実♪)
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