| 親と子のバイオリン |
| 上達は自宅での練習次第!バイオリンのことなど何も知らない母娘の二人三脚バイオリン日記 |
バイオリンという楽器は何のためにあるのか。 先生が教えてくださいました。 人間は自分の声、という楽器を使って、音楽を奏でることができます。ですから本来、楽器なんて無くても音楽を楽しめるのですが、でも世の中には沢山の楽器があります。 それはどうしてかというと、声では作り出せない音を作るためである、と先生がおっしゃいました。 声では出せないような音域、音量、音の質、というようなことだと思います。 だから、バイオリンの弦の上を弓でこするだけでは、バイオリンを弾く意味がありません。 バイオリンという楽器を使って[歌う]ということをしないと意味が無い、というわけです。 ロボットみたいな演奏は、ロボットにまかせておけばいい。人間の演奏なんだからもっと人間らしく、と頻繁に注意されます。 プチーは幸い、音程をとるのは比較的得意です。ですが、それだけでは機械にでもできます。そこから先、血の通った人間にしかできないこと、音楽に命を与えていかないと、人間が演奏する意味がありません。 兵隊さんが怪我している場面であればもっと悲しく。でも希望が見えてきたから、気持ちも新たにもっと元気をだして。こういう表現がプチーにとってはとても難しく、サリーもどう説明していいのだか、いちいち長々と状況を解説してやっています。 悲しい曲も、ワルツも、同じ顔で淡々と弾くプチーに、どうやってこの、曲の雰囲気をわからせてやればいいのか、気持ちの面を盛り上げるのに、いつも一苦労です。 また、張り切って頑張って弾くと、いつも「怒ってるみたいだ」と注意をうけました。もちろん、怒っているわけではないのですが、絶対的に言えることは、丁寧さに欠ける、ということでした。 軽やかな曲、重々しい曲、色々あるのにいつも[怒ってるみたい」では、話になりません・・・。 ピアノよりも明らかに感情の起伏があらわになってしまう、バイオリンという楽器。神秘的です・・・。
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